緒方卓也、30歳で南米ボリビア2部リーグ(実質)入団決定

   

FC東京ジュニアユース、国士舘高校を経てブランクのあった緒方卓也選手が、フットボールトライアウトアカデミーでトレーニングを積み、南米ボリビアリーグに挑戦、見事、実費2部リーグにあたるサンタクルス州1部リーグFERROVIARIOに入団が決まりました。

【南米ボリビアへ挑戦したきっかけ】卓也との出会いは、進路アドバイザーをさせて頂いているフットボールトライアウトアカデミーではなく、私が現役時代にオフの帰国中、友人が全国規模で展開されているサッカースクール、クーバーコーチングで働いていたことで、コーチとしてお手伝いさせて頂いていた時に卓也はクーバーコーチング東京某校で働いていました。そこが出会い。Jリーグの下部組織、全国高校サッカー選手権に東京代表として出場している時期の国士舘高校サッカー部に在籍していただけあって、コーチとしてもすごく上手かった。正社員としていろいろな仕事を経験した卓也だけど、やはりサッカーにもう一度選手として挑戦したいということで、フットボールトライアウトアカデミーにお世話になっていて、たまに練習を見に行ったり、イベントに講師としてお話しさせて頂く中で、卓也と再会。スペイン語圏でサッカーしてみたいということで、スペインや中南米を模索していました。実力は申し分ないけれど、やはりサッカーの世界、ブランクがあり、年齢の高い選手にはニーズがありません。そんな中、私が大学卒業後、2シーズン半プレーした南米ボリビアで、いろいろな条件のもとプレーを見てみようということになり、しかも、プロ契約可能でボリビアでは2部リーグに相当するリーグでの挑戦のチャンスでした。それを卓也に提案してみたら是非挑戦してみたいということで、卓也の渡航が決定。

【入団決定後】開幕から数試合スタメン出場、ベンチ入りを果たした卓也。2016年リーグ終盤戦までなかなか出番はなかったけど、リーグ終了後の降格プレーオフでは、また数試合出場。1シーズンを終えて、2017年夏に帰国。30歳にしてブランクから、南米2部リーグのキャリアを手にしました。

またトライアル、練習参加時の様子や南米ボリビアについて、いろいろ記事を書きたいと思います。

挑戦は失敗することも多々あることと思います。しかし、挑戦は必ず何かをもたらします。アクションは素通りしません。かならず何かのリアクションが返ってきます。恥ずかしいくらいの失敗や挫折もあることでしょう。それでも自分を知ることに繋がり、世界を知ることに繋がり、経験となり、知恵が付き、人間として成長していけることでしょう。そして、また挑戦する。その過程の中に成功や、人生の醍醐味があります。卓也がこうして挑戦したことで、いろいろ上手く行かないこともあったかと思いますが、サッカー選手としてのキャリアを手にしました。私も人生の醍醐味として挑戦し続けます。

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